低資金からはじめる投資

年収下級戦士のアラサー派遣社員が少額資金からの体験に基づく投資情報を発信します。現在個別株メインでソーシャルレンディング、IPO投資、投資信託などに挑戦中。最終的には不労所得でセミリタイアを目指しています。現在運用資産250万円程度です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と楽天・全米株式インデックス・ファンドの比較

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人気銘柄保有比較

 

今回の記事は、人気のある投資信託を実際に保有し、パフォーマンスを比較してみる企画の続報です。

 

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今回の比較対象は、三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)楽天・全米株式インデックス・ファンドです。

 

この2つは、どちらも米国株の指数をインデックスしている、人気のある投資信託です。

 

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 三菱UFJ国際投信 米国株 S&P500株価指数 0.1728%以内
楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド 楽天投信投資顧問 米国株 CRSP USトータル・マーケット・インデックス 0.1696%程度

 

 

2つとも、7月18日に同時に買い付けしています。こちらが現在のパフォーマンスです。

 

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ほとんど同じですが、わずかにeMAXIS Slim米国株式(S&P500)がリードしています。

 

 

実際につい最近、S&P500が今年の調整局面を乗り越えて過去最高の高値を更新したとニュースになりました。

 

ではこの2つのうちなら、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資したほうが有利なのでしょうか。

 

現状の結論から言えば、どちらも優秀な商品であり、好みで選択して問題なさそうです。

 

2つの指数データの比較

 

主要データの比較

 

まずはS&P500です。

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2018年3月現在のバンガード社の情報です。

 

 

続いてCRSP USトータル・マーケットです。

 

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大きく違うのは、構成株式銘柄数です。S&P500は約500銘柄、CRSP USトータル・マーケットは約3500銘柄です。

 

簡単に言うと、S&P500は主要な大手500銘柄を厳選しているのに対し、CRSP USトータル・マーケットは米国の大手から中小企業まで含めた全体の企業で構成されているといえます。

 

 

 保有上位10銘柄の比較

 

保有上位10銘柄と純資産総額に占める割合
S&P500 (%) VTI (%)
Apple Inc.アップル 3.8 Apple Inc.アップル 2.8
Microsoft Corp.マイクロソフト 3.1 Microsoft Corp.マイクロソフト 2.6
Alphabet Inc.アルファベット 2.8 Alphabet Inc.アルファベット 2.3
Amazon.com Inc.アマゾン 2.6 Amazon.com Inc.アマゾン 2.2
Berkshire Hathaway Inc.バークシャーハサウェイ 1.7 Berkshire Hathaway Inc.バークシャーハサウェイ 1.4
Facebook Inc.フェイスブック 1.7 Facebook Inc.フェイスブック 1.4
JPMorgan Chase & Co.JPモルガン 1.7 JPMorgan Chase & Co.JPモルガン 1.4
Johnson & Johnsonジョンソンエンドジョンソン 1.5 Johnson & Johnsonジョンソンエンドジョンソン 1.3
Exxon Mobil Corp.エクソンモービル 1.4 Exxon Mobil Corp.エクソンモービル 1.2
Bank of America Corp.バンクオブアメリカ 1.3 Bank of America Corp.バンクオブアメリカ 1.1
純資産総額に占める上位10銘柄の割合 21.6 純資産総額に占める上位10銘柄の割合 17.7

 

上位10銘柄の順位は全く同じです。しかし、「純資産総額に占める上位10銘柄の割合」を見ると、S&P500は21.6%CRSP USトータル・マーケットは17.7%と少し差があります。
 

 

構成株式銘柄数の差からくるものです。S&P500はCRSP USトータル・マーケットと比べて上位10銘柄の占める割合が大きいということです。

 

 

セクター別の構成比率

セクター(業種)別構成比率も比較します。

S&P 500     トータル・マーケット  
セクター別の構成比率 (%)   セクター別の構成比率 (%)
情報技術 24.9   金融 20.5
金融 14.7   テクノロジー 19.4
ヘルスケア 13.7   資本財 13.4
一般消費財・サービス 12.7   消費者サービス 13.1
資本財・サービス 10.2   ヘルスケア 12.5
生活必需品 7.6   消費財 8.5
エネルギー 5.7   石油・ガス 5.5
素材 2.9   公益 2.8
公益事業 2.9   素材 2.5
不動産 2.8   通信サービス 1.8

 

 セクターの名称が統一されていないので分かりづらいですが、それでも比率が異なるのがわかると思います。

 

あくまでも2018年3月現在の情報ではあるものの、S&P500は情報技術(テクノロジー)のウェイトが大きいことがわかります。

 

CRSP USトータル・マーケットも情報技術の比率は高いです。しかし、S&P500ほど突出していません。

 

 

 

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パフォーマンスの比較

 

記事を作成するにあたり、VOO(S&P500)とVTI(CRSP USトータル・マーケット)の過去のリターンの比較を色々と調べました。

 

サイトによって、VOOの方が良いというものもあればVTIの方が良いというページもあって、どちらが優れているのか正直なところ、よく分かりませんでした。

 

そこで、実際に米国のYahoo Financeのサイトで、過去のトータルリターンを比較してみました。

 

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まず、上記が過去5年間の比較です。青がVTIで、赤がS&P500(VOOは登場してから間もないので、同じ指標であるSPYで比較しています)です。

 

過去5年だけを見てみると、わずかにS&P500がVTIを上回っています。

 

 

しかし、投資信託の積み立て長期投資は、5年だけの期間では無いはずです。そこで、比較期間を最大限にしてみます。

 

 

 

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予想外に差が出ました!VTIが明らかに上回っています。やはり500社と約3500社という企業数の違いや、セクター別の組入れ比率の差はあったようです。

 

 

過去20年位だとVTI、過去5年くらいだとS&P500に軍配が上がるようです。長期投資が前提なので、過去のリターンを見る限りではVTIに投資したほうが無難かも知れません。

 

 

 

いずれにしろ両方とも、リーマン・ショックの調整すらも2年でもとに戻した優良な指数です。

 

今後何十年間にも渡って米国優位な世界情勢が続くのなら、最適なインデックス投資先と言えます。

 

逆に万が一、米国優位が続くか不安なら、過去のパフォーマンスは劣りますが全世界株式のVTなどに投資すると良いでしょう。

 

 

個人的には、もしインデックスやETFを積み立てるのなら、VTIかS&P500(VOO)一択か、そこにVTやBNDを混ぜるかになります。VTIもS&P500もポートフォリオに含めないのは、逆に勇気が入ります。

 

 

 

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