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景気後退懸念の時こそ【金(ゴールド)】投資について考える

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資産ためぞう(@sstamezo)です。今回は、資産運用の一つの分野である、「金投資」について調べて考察行きます。

 

【金(ゴールド)】投資について考える

【金(ゴールド)】投資について考える

 

 

ここ最近、投資の情報を調べていると、「金」への投資の注目度が高まっていることが伺えます。「ゴールド」の事です。

株式、為替、債権、不動産でもない、コモディティ商品と言われる金への投資は、検討する価値があるのでしょうか?

 

一年くらい前まで、金投資はあまり考慮していませんでした。「インベスターZ」という投資の漫画を読み、「ゴールドバーを持っていると自信がつく」という話がありました。

 

私は自分自身に自信はありませんので、「何それ、いいじゃん」と思いましたが、ゴールドバーは1キロで500万円くらいします。100グラムで数十万円です。5グラム単位から買うこともできますが、あまり少量で持っていても自信は付かなさそうです。しかも現物だと、盗難される心配があります。

 

 

しかし、最近は世界的な景気後退懸念も高まっているので、資産の5%くらいを上限として金に連動する投資信託などを積み立てるのもアリかと考えています。

 

 

「金」への投資のメリット

 

ドルや株式市場とは相関性がない

なぜ景気後退懸念が高まると金投資への魅力が増すのかというと、金は株式市場や為替相場とは相関性がないためです。

 

つまり、これから不景気に突入し、株式市場が暴落したりドルの価値が下がったりしようと、金の価値は影響を受けないということです。

 

むしろ、完全な逆相関とは行かないまでも、「有事の金」言われるように、世界的な事件などが起こるときほど金の価値が上昇します。

 

金45年の相場

※引用:金相場45年を振り返る|第一商品


戦争やリーマンショックの際にも、金の価値は変わらなかったり、むしろ上昇していることがわかります。

 

リスクヘッジとして債券を保有する手段もあります。しかし、債権もリーマンショックの際には株式市場ほどではないものの下落しました。一方で、金はむしろ上昇しています。

 

資産の一部を金に変える事により、リスクヘッジになります。

 

 

金投資の種類

 

金へ投資するいくつかの方法を紹介します。

 

現物

一番シンプルに、実際に「金」を購入する方法です。金のネックレスや指輪も資産になりますが、購入するとしたらインゴットや延べ棒にすると思います。(売却しやすそうなため)

 

純金積立と言って、現物を積み立てる事もできます。

現物投資は実際に金を保有することができますので、資産を持っているという実感が湧きやすいです。しかも、前述したように、持っていると「金」の力で自信も付くそうです。自分に自信がない方には特にとオススメかも知れません(笑)

 

デメリット

だいたい平均で2%程の買付手数料が購入時に発生することと、やはり盗難のリスクなどもあります。

 

 

ETF・投信

 

現物投資のデメリットである、約2%の買い付け手数料や盗難リスクなどをなくしたものが、ETFや投資信託への投資となります。

 

ETFは、NISA口座での売買無料キャンペーンを行っているSBI証券などの証券会社で購入すれば手数料が発生せずに保有することができます。

 

投資信託も「ノーロード」という売買手数料のかからない商品があります。

 

デメリット

ETFや投信なら購入手数料をゼロにすることも可能ですし、盗難の心配もありません。

 

しかし、現物にはない「信託費用」などと言われる、ファンドに支払う年間手数料が発生します。

 

この手数料は商品によって異なるので、なるべく安い商品に投資する事が望ましいです。

 

また、ETFや投資信託への投資は、「出来高(ETFのみ)」「純資産量」のなるべく多いものを選ぶの事が重要です。

 

 

特に純資産量が減少している商品を選んでしまうと、途中でファンドがその商品の運用を止めてしまうことがあります。(お金は戻ってきます)

 

 

代表的な「金」の金融商品 

 

「金」のETFや投資信託で代表的なものや良さそうなものを紹介します。

 

 

ETF

SPDR ゴールド シェア(GLD)

SPDR ゴールド シェア(GLD)

金ETFの代表格であり、世界一の取引量と純資産量を誇ります。ただ米国ETFですので、ドルに両替しないといけません。

 

信託費用(年間手数料)は0.40%となっています。

 

SPDRゴールド・シェア (1326)

上記の「SPDR ゴールド シェア(GLD)」が日本市場に上場しているものです。日本円で投資できることがメリットです。

 

日本の商品はどれも同じですが、良くも悪くも為替の影響を受けます。

 

信託費用(年間手数料)は同じく0.40%となっています。

 

 

投資信託

三井住友TAM-SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)

個人的にイチオシの商品です。投資信託なので100円単位で投資できます。また、信託報酬が0.27%と、上記の代表商品である「GLD」よりも安く設定されています。

 

2017年の後半から設定されたばかりのため、純資産はまだ少ないものの、順調に資産額を増やしています。

 

同じ商品で(為替ヘッジなし)のバージョンもありますが、こちらの(為替ヘッジあり)の方が純資産額が多く人気があります。

 

 

三菱UFJ国際-三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド)

 

基本的に、金の投資信託は上記の「三井住友TAM-SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)」一択で問題ないですが、せっかくなのでもう一つ紹介します。

 

こちらは、現在もっとも純資産額の多い投資信託です。しかし、信託報酬は0.97%と、上記の投信の3倍となります。

 

なぜ信託報酬が高いのに純資産額が多いのかというと、単純にこちらの方が2011年から設定されていて期間が長いということと、新しいものほど安い商品が増えていくので、当時としてはこれでも十分安かったということだと思います。

 

ただし、信託報酬が全てではありません。実際に両者のトータルリターンを比較すると、一概に優劣はついていません。

 

その理由は、指標の違いです。三井住友TAMは「LBMA金価格」という国際的な金価格の連動を目指しています。そのため、為替の影響も受けます。

 

一方、後者の三菱UFJ国際の投信は、「国内の金価格の連動を目指す」とあります。そのため、同じ「金」でも指標の違うので、今後のリターンはどちらのほうが上回るのかは誰にも分かりません。

 

そのため、無難に歴史が長く純資産量の多い「三菱UFJ-三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド)」を選択するという考え方もあります。

 

個人的には、今後のリターンはわからないので、純資産量がまだ少なくても、とりあえず信託報酬の低い三井住友TAMを選ぶと思います。

 

商品の考察

 

分かりやすく、紹介した4つの商品を一覧にしました。

 

  種類 信託報酬
(手数料)
設立年 純資産
SPDR ゴールド シェア
(GLD)
ETF 米国 0.40% 2004年 $32,160,266,320
SPDRゴールド・シェア
(1326)
ETF 日本 0.40% 2008年     $32,160,266,320
三井住友TAM-SMT 
ゴールドインデックス・オープン
(為替ヘッジあり)
投資信託 日本 0.27% 2017年 ¥102,000,000
三菱UFJ国際-
三菱UFJ純金ファンド
(愛称:ファインゴールド)
投資信託 日本 0.97% 2011年 ¥19,069,000,000

 

やはり個人的には、「三井住友TAM-SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)」が信託報酬の差で頭一つ抜きん出ているように思います。

 

しかしまだ設定されてから日が浅いので、心配症な方は無難にETFの(GLD)か日本の(1326)、あるいは三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド)を選ぶという手段もあります。(金に連動する投資信託は他にもいくつかあります)

 

金にインカムゲインはない

 

ETFといえば分配金を出すものが多いですが、金のETFはその性質上当然ながら分配金は出ません。

 

しかし、分配金は課税対象になるので、場合によっては分配金を出さないほうがいいケースもあるので、あまり気にしないです。

 

というより、「金」へ投資する目的は、あくまでも有事の際のリスクヘッジです。

例えば、万が一リーマンショック級の暴落が起こったとき、資産全体の5%程度の「金」を保有していたら、一度換金して暴落した株式を購入するといった手段が取れます。

 

とはいえ、基本的に売却はしない予定ですが、場合によってはそういうこともできると想定できます。ウェイトを占める株式が暴落しても、精神安定剤のような役割を果たしてくれるはずです。それが一番の目的となります。

 

 

低資金でも金への投資はありか

 

とはいうものの、現在の私の総資産は300万円弱です。このくらいの資産額で、5%の投資というと約15万円です。

 

有事の際に現金に変えて株式を保有するとしても、15万円程度ではそこまで買うことができません。

 

それでも「金」を保有する価値はあるのでしょうか?

 

結論から言うと、本人の好みだと思います。絶対にいいわけでもないし、駄目なわけでもありません。

 

ついつい株式のポジションを取りすぎてしまう方は、買いすぎないように金や債券を一定の割合で買っておくのも手です。

 

また、心配症な方にとっても、株式だけではなく金や債券も分散して持っていたほうが心が落ち着くでしょう。

 

逆に、保有株が下落しても全く動揺しないタフな投資家なら、少ない資金のうちにあえて「金」に分散する必要はないかと思います。

 

資産額が大きくなるほど「金」への分散投資はメリットが出てきますが、資金が少ないうちは、本人のリスク許容度次第だと思います。

 

初めのうちにいろいろなタイプの商品に投資するのも、今後資産が増えたときの選択肢の一つとして、無駄な経験にはならないと思います。

 

最後に

「世界中にある金の量は、プール一杯分くらいしかない」そうです。世界中にあるように見える金ですが、集めるとそのくらいしかないのか、と驚いたのを覚えています。

 

原油からトウモロコシなどの農産物まで、コモディティ商品もいろいろな種類がありますが、投資するなら「金」にしたいです。

 

投資するなら信託報酬の低い投信に積立てるつもりです。実際に投資したら記事にします。

 

 

 

最後に関連リンクとして、先日米国ETFを初めて買い付けたときの記事です。株式市場に連動するETFや、債券のETFを保有した理由は、今回の金投資と同じく、景気後退懸念のリスクヘッジによるものです。 

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