低資金からはじめる投資

年収下級戦士のアラサー派遣社員が少額資金からの体験に基づく投資情報を発信します。現在個別株メインでソーシャルレンディング、IPO投資、投資信託などに挑戦中。最終的には不労所得でセミリタイアを目指しています。現在運用資産250万円程度です。

投資は貧乏なうちから始めるべきものだった!

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バフェット太郎氏の記事が目に止まった

 

数日前に、著名な米国株ブロガーのバフェット太郎氏が、こちら記事を更新されていました。

 

buffett-taro.net

 

私は以前、「スケールメリット」の観点から、資金のない投資家ほど不利な点があることについて記事にしました。

 

低資金投資家最大の敵「スケールメリット」 - 低資金からはじめる投資

 

この記事に対しての、「いや、投資は必ずしもお金持ちが有利とは限らないんだよ」というお金持ち側からの反論の記事に思えて興味深かったです。(バフェット太郎氏は毎月100万円ずつ自分の保有株に追加投資を行うほど稼いでいる方です。)

 

 

お金持ちが有利と限らない理由

 

S&P500の過去のチャートを見る

 

バフェット太郎氏が述べている、お金持ちが有利とは限らない理由は、主にメンタル面の話です。

 

具体例てして、投資対象の王道であるS&P500を挙げています。

 

たとえば、ドットコムバブルに沸いた2000年に米国株投資を始めた場合、わずか二年で投資元本は半値になり、金融危機直前の一年間だけプラス圏に浮上するも、その後リーマンショックで再び半値となり、2012年になってようやくプラス圏に浮上しました。

※上記参照記事より引用

 

文字だけは分かりづらいので、当時のS&P500のチャートです。

 

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2000年からの10年間で2度も半値になっていた

 

確かに、2000年に投資を始めた場合、2年間で半値になり、ようやく2007年にもとに戻ったと思ったら、すぐにまた半値になっています。

 

しかも、リーマンショックは100年に一度と言われ、資本主義自体が崩壊するかもと言われました。S&P500への投資を推奨していたウォーレン・バフェットは、倒産しかけているバンク・オブ・アメリカ等の株を大量保有し、「ついに歳でヤキが回ったか」などとメディアから嘲笑されていました。(結果的にこのバフェットの判断は正しく、大きなリターンをもたらました)

 

このような状況の中で、S&P500を保有し続けるのは、精神的にかなり難しそうです。未来に必ずプラスリターンになっているというのは、当時は分からないわけですからね。

 

 それでもお金持ちが有利といえるのか

こうしたことを踏まえて、あなたが2000年時点に1億円の手元資金を保有していて、「株式投資はお金持ちのためのものであり、S&P500ETFへの配当再投資が最適解」と考えて手元資金の1億円をすべてつぎ込むことを想像してみてください。

 

二年後に1億円は5000万円に半減し、その後数年間、投資家らが新興国株ブームに沸く中で、泣きながら米国株に配当再投資し続け、ようやくドットコムバブル崩壊の傷が癒えたと思ったら今度は100年に一度の金融危機で資産が半値になり、当初の1億円は10年もの間マイナスリターンに落ち込む未来が想像できましたか?

 

あなたはそれでも株式投資はお金持ちに有利なゲームだと言えますか?

※上記参照記事より引用

 

確かに、そう考えると、お金持ちが有利なゲームとは言えませんね…。

 

もし、1億円を投資し、5000万円まで半減した時に、絶望に怯え手放してしまったら、5000万円も損失してしまいます。

 

考えただけでこれは精神的にヤバいですね。その後もS&P500が買値以上になっていくのを呆然と見続けなければなりませんし…。

 

ですが、資金を持っていない人が、100万円を投資していた場合、50万円になったところで絶望に怯え手放ししてしまったとしても、50万円の損失で済みます。

 

50万円なら、また頑張って貯金したりすれば、取り返せる額ではあります。

 

実際に残った金額だけを見ると、5000万円と50万円なので、それでも5000万円のほうがもちろん良いです。しかし、精神的なショックは間違いなく5000万円の方が高いです。

 

100万円よりも1億円を投資していたほうが、精神的ショックから損切りしてしまうも可能性も高まりそうです。

 

 

お金持ちは賢明な投資ができなれば逆に不利になる!

 

株式投資は資本主義社会において、お金持ちになるためには有利なゲームではあるけれど、お金持ちに有利で貧乏人には不利なゲームではありません。

 

手元資金が少なくても、コツコツと積立投資することができれば、最悪のタイミングで全資産をつぎ込むなんていうことを回避することができますし、弱気相場でより多くの株を買い増すことで資産を最大化することができます。

※上記参照記事より引用

 

実際にお金を持っているバフェット太郎氏の言葉ということで、重みがありますね。私は言わずもがな貧乏で、周りにもお金持ちがいるわけではないため、お金持ち側からの意見を聞くのは、本かブログといった媒体になります。

 

ですが、お金持ちの話というのは、そうでない人々にとって妬まれやすくナイーブな事もあるでしょう。貴重な意見を聞くことができて良かったです。

 

このように、貧乏でもお金持ちになることはできますし、1億円あるからといって賢明な投資をすることができなければ、資本主義の恩恵を享受することはできません。

※上記参照記事より引用

 

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初心者は貧乏の方が有利?

 

今までは、例えば1億円持っている人と100万円持っている人がそれぞれ投資を始めたら、スケールメリットがあるから1億円持っている人の方が有利だろうと考えていました。

 

しかし、今回のバフェット太郎氏の記事を読み、必ずしもそうとは限らないと思いました。

 

特に投資の初心者であれば、尚更のことです。

 

資金が大きい方が精神的な影響も大きいので、暴落時などに冷静な判断ができなくなる可能性が高いです。

 

先のS&P500の例なら、100万を投資していた人は暴落してもたんたんと積立投資を繰り返せる可能性はあります。

 

 

私自身の体験例

 

実際、私も現在保有株の含み損がマイナス30%ほどになっており、額で言うと40万円ほどの含み損ですが、とりあえず日常では平静を保っています(笑)

 

なぜなら、節約などにより、それをカバーする額の現金を貯めることができているからです。資産全体の総額が減っている訳ではありません。

 

もちろんその40万で、「あれも買えたし、あれもできたしな〜」などと考えてしまうとショックではありますが…。

 

もし、私がもっとお金を持っていて、マイナス30%の含み損が、額で言うと400万円や4000万円であったとしたらどうでしょうか。

 

貯金などですぐに取り戻せる額では到底なく、このようにブログを書いている精神的余裕も無いかもしれません。

 

投資は少額(貧乏)から始めたほうが有利

 

そういう観点から考えると、投資は少額から始めたほうが有利だと思います。

 

つまり、投資はいざ大きな資金を手に入れてから始めるより、お金を持っていない早いうちから始めたほうが良いということです。

 

 

貧乏であれば、最初から大きな資金をつぎ込みようがなく、積み立てて投資していくしか無いのです。ある意味では暴落時の耐性がオートで備わっているようなものです。

 

 

個別株も有利か

 

バフェット太郎氏の例はS&P500というインデックスでした。個別株投資も貧乏なうちから始めたほうが有利であると言えます。

 

むしろ、個別株のほうがボラリティが激しいので、なおさら少額から始めることを意識したほうが良いでしょう。

 

 「まずは少額から始めましょう。」それは株の入門書にも書かれていることです。

 

もともと少額しか持っていない貧乏人にとっては、少額でしか取引しようがないので大きな失敗をしようがありません。投資を始めるのに向いています。

 

もちろん、FXや信用取引、仮想通貨などのレバレッジの効いた取引は、少額でも大きな損失を被る投資ですので初心者には向いていません。

 

株の現物取引は、投資額以上の損はしないため、お金を持っていない初心者にとってちょうど良いのかも知れません。

 

さいごに

 

貧乏のうちは、多少の含み損は貯蓄を頑張れば相殺できると考えることもできます。

 

資産運用は、社会人になりたてくらいの、まだ貧乏のうちに始めておくと、失敗しても給与所得などで取り返せるので良いと思います。

 

 

そうか、投資というのはお金持ちがやるイメージがあるけど、初心者が始めるのは貧乏なうちの方が良いんだな。

 

  

 

と思った秋の夜長でした。

 

 

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